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Astar とは何か(5分で)

一言で言うと、Astar Management は 法律事務所向けの業務基盤で、転記と一覧表作成を AI で根絶するプロダクトです。

証拠書類の整理、財産一覧表の作成、遺産目録の作成——法律事務の現場では、同じ情報を PDF から表へ、表から別の書式へと何度も手で写す作業(転記)が業務時間の大半を占めます。Astar は、この転記作業を AI に構造化データとして抽出・整形させることで無くします。ターゲットは 10 人規模程度の小規模法律事務所(離婚事件を中心とした一般民事)。事業としての狙いは 事業文脈 にまとめています。

主要サーフェス

Astar には大きく 5 つの機能面があります。

  • 柔軟テーブル — JSONB スキーマの表機能。案件・依頼者・証拠書類などを構造化して管理する。リレーション、rollup、CEL ベースの formula 列、複数 view(board / calendar / chart / timeline)に対応する。
  • ドキュメント — 階層ツリー構造のドキュメント・wiki 管理。Markdown でのライブ編集、テーブルからの参照(埋め込み)、ブラウザ内での Office 文書編集(Collabora / WOPI)、PDF・Word・Excel へのエクスポートができる。
  • AI エージェント — マルチターンで動くエージェントループ。大きな作業は Plan Mode(計画を人が承認してから実行)を通す。サブエージェントへの並列委譲、個人/組織 2 層の永続メモリ、250 以上の MCP ツールを持ち、Anthropic / Azure OpenAI / AWS Bedrock / Google Vertex AI / OpenAI 互換エンドポイント / 手持ちの Claude Code・Codex サブスクリプションのいずれでも動く(マルチプロバイダ)。
  • NAS 同期 — 事務所の NAS をリアルタイム同期する軽量な Go agent。ファイルの実体は事務所側のハードウェアに残ったままで、NAS が source of truth になる。
  • 護(まもる)連携 — 法律事務所で広く使われている既存の業務システム「護」からのデータ移行・連携。.mdb(Access データベース)ファイルをドキュメントツリーにドラッグ&ドロップするだけで、スキーマとリレーションを推定して案件データを取り込める。

技術スタック

フロントエンドは Nuxt 4 / Vue 3 / TypeScript(Tauri によるデスクトップ・モバイル配布込み)。バックエンドは Kotlin / Spring Boot で、Spring Modulith によるモジュラーモノリス構成(core/ 配下に約 47 モジュール)を取り、データアクセスは Exposed ORM(JPA/Hibernate は不使用)。データベースは PostgreSQL 17(JSONB + Row Level Security によるマルチテナント分離、pgvector によるセマンティック検索)。NAS 同期とローカル CLI ブリッジは Go 製の軽量エージェントが担う。全体構成の詳細は Architecture を参照。